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【ICGレポートVOL.1008】 ハイパースケーラー株はもう一段安かも 27/07/2026

  • 執筆者の写真: ICGレポート
    ICGレポート
  • 10 分前
  • 読了時間: 2分

先進各国の企業が積極的に導入している人口知能(AI)は大量のデータセンターを必要とする。現在、世界では1万1000カ所以上が稼働し、2030年までに容量は倍増すると予測されている。人工知能(AI)専用の容量は、この18ヶ月で3倍に増加した。しかしながらデータセンターを稼働には、多大なエネルギー消費が必要となる。


スイス系金融機関の試算によると、2030年までに7兆米ドルの投資を呼び込み、年間電力消費量は日本を上回るようになる。そして1年における水の使用量はニューヨーク市と同量になると予想されている。従ってAIの次の成長段階は、データセンターを稼働させるのに、如何に資源を確保出来るかが重要になってくる。

株式市場では、米ハイパースケーラーに対する投資家の警戒感は高まっており、巨額の設備投資計画、資金調達モデルの持続可能性、中国のAI開発者との競争激化といった点について疑問が呈されている。


コンサルティング会社のマッキンゼーと国際エネルギー機関(IEA)によると、2030年までに世界のデータセンターの電力消費量は、日本の消費量を上回り、世界の電力需要の3%以上を占める可能性があるとのことである。数字的には小さく見える3%であるが、この3%はカリフォルニア州や他のハイテク都市に集中することになることから、電力源の確保は非常に難しくなるしコストが掛かる。


2027年までにAIサーバーラック1台(大型冷蔵庫ほどの大きさ)のピーク電力需要は、65世帯分に相当する可能性があると試算されている。アイルランドでは2015年にはデータセンターが国内電力の約5%を消費していたが、2024年にはその割合が約22%にまで急増した。ハイパースケーラーの中でも設備投資の減額を迫られたり、撤退するところも出てくる可能性がある。その場合は株価がもう一段安くなる。



本レポートは十分に注意深く編集していますが、完全に誤り がないことを保障するものではありません。本レポートはあくまで投資決定上のひとつの材料とお考えください。



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