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【ICGレポートVOL.833】 スイスのプライベートバンクを利用する 31/10/2023

  • 執筆者の写真: ICGレポート
    ICGレポート
  • 2023年10月31日
  • 読了時間: 2分

今年の3月、香港は全てのコロナ規制を解除し、非居住者の行き来が自由となった。それ以降、香港の大手銀行に口座を開設している預金者が徐々に香港に戻り始めている。ところが香港の大手銀行では口座保有者が過去2年間、取引が行われていなかったことで「休眠口座扱い」されるケースが多々存在する。問題はその休眠口座を再稼働させるときだ。


なかには現地での手続きが求められるケースもあり、仕事が多忙、重病患者、その他の理由で来港して現地の金融機関で休眠口座解除の手続きを行うのが困難な方々も多く出ている。 プロの弁護士や会計士、コンサルティング会社を通じて多額の費用を計上しながら金融機関と交渉している口座保有者も多数いると聞く。(100万円単位と比較的少額のケースは口座の再稼働を断念するケースも)

自身の命や家族の次に大切な資産であれば、金融機関の特定の担当者を決め、そして出来れば現地に出向かずに口座開設や取引が出来る金融機関が望ましい。

そういう意味ではやはりスイスのプライベートバンクでの取引が望ましい。通常の商業銀行とスイスのプライベートバンクの違いは、スイスのプライベートバンクの場合は、担当者が予め決まっており、何世代にも渡って金融機関との取引を継続するケースが一般的となっている。また現地に出向いて口座開設する必要はなく、金融機関の担当者が出張で口座開設予定の本人と面談を行う。口座開設後も電話、ファックス、電子メール、レターのどの手段でも取引が可能で、投資の内容も株式、債券、先物、オプション、ファンド投資等、ほぼ全ての金融商品への投資が可能性となっている。


ウクライナやイスラエルの紛争真っ只中であるが、これら諸国の資産家もスイスの永世中立国といった立場と金融機関の健全性を踏まえてスイスで資産運用を行っている。



本レポートは十分に注意深く編集していますが、完全に誤りがないことを保障するものではありません。本レポートはあくまで投資決定上のひとつの材料とお考えください。



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