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【ICGレポートVOL.894】 AI関連株よりも防衛関連株? 25/10/2024

  • 執筆者の写真: ICGレポート
    ICGレポート
  • 2024年10月25日
  • 読了時間: 2分

9月27日に日本の自民党総裁選挙で石破茂氏が勝利した翌日の東京証券取引所では、日経平均株価が4.8%の大幅下落となった。のちに修正することになるが石破氏は当初、総裁選時の公約として当選の暁には「金融所得課税の強化」や「日銀の利上げ支持」を表明していた。しかしながら急落の翌日、石破氏のもっとも得意とする分野・国防が注目されることになった。国防の要として挙げられた銘柄が三菱重工業(7011)で10月1日には+7.84%と株価は急伸し、相場全体を救う形となった。アメリカではAI関連や半導体相場に陰りが見えてきていたところに日本株市場では救世主が現れた。


今、世界を見渡すと戦争・紛争が拡大傾向にあり、ロシアによるウクライナ侵攻ではロシア側には韓国政府の情報では北朝鮮軍3000人がロシア軍に加わり、年末までに1万人規模に拡大するとアメリカが確認している。そして韓国側はウクライナに対して武器支援を決定し、「裏・朝鮮戦争」に発展しそうな気配である。


またイスラエルは、ガザ地区のハマス、ヨルダンのヒズボラに壊滅的なダメージを与えており、これまで後ろ盾となっていたイランがいよいよイスラエルに直接、攻撃を仕掛けてきた。イスラエルのネタニヤフ首相の私邸付近にイランの爆撃が行われ、イスラエルはイランとの全面対決も辞さない展開となっている。

今後、2025年に向けて戦火の拡大を懸念して国際通貨基金(IMF)は世界経済の低成長が長期化すると警鐘を鳴らしている。



本レポートは十分に注意深く編集していますが、完全に誤り がないことを保障するものではありません。本レポートはあくまで投資決定上のひとつの材料とお考えください。



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