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【ICGレポートVOL.910】 2025年は日本株投資だ! 30/12/2024

  • 執筆者の写真: ICGレポート
    ICGレポート
  • 2024年12月30日
  • 読了時間: 2分

日経平均株価指数は年初から12月27日までに20.4%上昇した。今年の3月に4万円の大台に乗せたものの、その後は急落する場面もあり投資家をヤキモキさせていた。しかしながら年末には5か月振りに4万円台を回復する場面があった。

来年の株価へのマイナス要因としてトランプ政権の政策による影響、日本の政局不安、円安によるインフレ等が挙げられている。トランプ政権は中国を始めとした各国に10‐60%の関税を掛けようとしている。同盟国にも容赦はないアメリカ・ファーストだ。


日本経済にとっては、自国に対する関税よりも中国に対する関税の方が日本に対する経済的な影響が大きいかもしれない。少数与党に転落した自民党の参院選の苦戦も予想される。現政権の絶望的な政策によって政党支持率の回復は益々難しくなった。そしてインフレの再燃も懸念される。その一方で、好材料も目白押しである。


何と言っても日経平均株価が4万円台を回復したことにより、投資家は徐々に『株価慣れ』してくる。日本株の株価収益率は15倍台で、22倍台のアメリカ株よりも割安感がある。

また日本企業も旧態依然たる体制を打破し、新しい世代の経営陣が自社株買い、企業改革(ROEの引き上げ)や株主還元に積極的に取り組んでいる。その他、海外投資家(為替落ち着けば)の参入、労働者の実質賃金の上昇、AIや半導体関連、ゲームソフトといった技術力・エンターテイメントが日本経済をけん引していく。



本レポートは十分に注意深く編集していますが、完全に誤り がないことを保障するものではありません。本レポートはあくまで投資決定上のひとつの材料とお考えください。



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