【ICGレポートVOL.933】 トランプ家は「NY株の空売り」で大儲け!? 12/04/2025
- ICGレポート

- 4月12日
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トランプ大統領による追加関税は、世界の資本の流れを大きく変えているようだ。これまで長期に渡ってドル高傾向にあったが、4月11日時点で年初からのドル指数先物は既に-8.8%、個別で他通貨に対しては対ユーロで-9.2%、対ポンドで-4.3%、対日本円でさえも-8.6%と先進国の通貨に対しては軒並みドル安となっている。
アメリカは現在、株安、債券安、ドル安のトリプル安に直面している。トランプ大統領の関税政策による米景気の先行き不透明感はもとより、米政府に対する信用の失墜がアメリカからの資本逃避を招いているようだ。
米国債の利回り上昇(価格は下落)に関しては米国債の保有量でナンバー2の中国が売却しているとの話 米10年物国債に関しては、4月上旬に3.9%台であった利回りが、12日には一時4.5%台に乗せている。
またここにきてトランプ・ファミリーによる「NY株式の空売り」という疑惑も浮上している。ことは2025年4月3日、S&P500が4.85%急落時、シカゴ・マーカンタイル取引所が公表したデータによると、トランプ氏の義理の息子のクシュナー氏が管理するアフィニティ・ファンドは、アップルとテスラの株を空売りして57億ドルの利益を上げており、利益はバージン諸島(BVI)の特別目的会社(SPV)を経由してドバイ・デジタル・ゴールド取引所に送金
されたとされている。
今後、捜査が進めされると思われるが、アメリカから資本逃避が起こり、トランプ大統領ファミリーだけが、暴利を貪る。もはやアメリカの民主主義は崩壊しているのかもしれない。
本レポートは十分に注意深く編集していますが、完全に誤り がないことを保障するものではありません。本レポートはあくまで投資決定上のひとつの材料とお考えください。





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