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【ICGレポートVOL.944】 イラン人女性の国家との戦い 23/06/2025

  • 執筆者の写真: ICGレポート
    ICGレポート
  • 6月22日
  • 読了時間: 2分

2023年のノーベル平和賞受賞者で、イランの女性活動家のナルゲス・モハンマーディさんの著書「白い拷問」を通して、女性の人権に関して、脅迫、鞭打ち、性的虐待が常態化している状況を世界に向けて発信を続けている。

世界の報道機関はイランVSイスラエルの構図が先行する形で報道しているが、実際には経済不況も手伝ってイラン国家VSイラン国民(特にイラン人女性)という構図も浮かび上がってくる。従ってイラン人女性にとっても、この戦闘はイラン社会の家父長的な体制を変える一歩となるかもしれないのだ。


イスラエルの諜報機関のモサドは10数年前から既に最高指導者のハメネイ師や政権幹部の動向を把握しており彼らの活動内容は逐次、政権中枢に報告されていた。ハメネイ師が今どこにいて、何をしているのか、或いは何を企図しようとしているのかが、手に取るように分かるのだ。6月13日にはイラン・イスラム革命防衛隊のホセイン・サラミ司令官をはじめとする軍関係者、民間人などがイスラエル軍に殺害され、21日にはイラン革命防衛隊の海外作戦を担うコッズ部隊の司令官も殺害された。


「ハマス」と「ヒズボラ」は既に弱体化して戦闘能力を失っており、シリアでは「アサド政権」が反政府勢力により失脚したのは記憶に新しい。イエメンの「フーシ派」はイスラエルにほとんどの攻撃を迎撃されている。

イランはかつて強大な影響力を誇っていた「反イスラエル勢力」を駆使してイスラエルにダメージを与えることができなくなった。そして当然ながら、イスラエルのモサドはイラン国内にスパイを送り込み、そして内通者も握っている。



本レポートは十分に注意深く編集していますが、完全に誤り がないことを保障するものではありません。本レポートはあくまで投資決定上のひとつの材料とお考えください。


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