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【ICGレポートVOL.950】 日経平均株価は5万円を目指す 09/08/2025

  • 執筆者の写真: ICGレポート
    ICGレポート
  • 8月9日
  • 読了時間: 2分

8月8日の日本株市場、日経平均株価は終値ベースで1.85%高の41820円を付けた。7月24日に付けた最高値41826円を伺う展開となった。米ハイテク企業の株高や半導体関連企業の好業績、そして米雇用情勢の悪化による利下げ期待を背景に株式市場に資金が流入した。昨年来、何度も4万円台の定着を目指したものの、上昇ピッチが速かった為に何度も4万円割れに押し戻された。しかしながら今回は、日本株に追い風が吹いている。


日本では参院選の与党の大敗を受けて、石破首相の進退に揺れている。近いうちに石破政権が崩壊することがあれば、株価は更に上昇することになる。これまで石破政権は消費税や所得税の減税に反対の意思を明確にしており、かつ経済対策にも有効打を打てないでいる。仮に石破政権が崩壊し、新政権が誕生するならば両院で過半数を割っている少数与党としては、野党の政策を飲まざるを得ない。


新政権は少なくともなんらかの減税策を打ち出す必要が出てくる。さもなければ新政権は野党の協力無しでは、一つも法案が通らない異常事態を招くことになるからだ。従って石破政権の崩壊は日本株にとっては新たな買い材料になることは間違いない。日経平均株はようやく4万円台を固めつつある今、今度は日経平均株価は5万円を目指す相場に移行する。



本レポートは十分に注意深く編集していますが、完全に誤り がないことを保障するものではありません。本レポートはあくまで投資決定上のひとつの材料とお考えください。


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