【ICGレポートVOL.980】 円安是正で株価は下落へ 24/01/2026
- ICGレポート

- 1月24日
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日本では2月8日(日)に衆議院議員選挙の投票が行われる。高い支持率をバックに高市首相の所属する自由民主党が議席の過半数を奪還すると予想され、株式市場は既に高市第二次政権の積極財政を織り込む形で、日経平均株価は1月15日の高値54110円を付けた。消費税減税や国内投資拡大と就任以来、高市首相は矢継ぎ早に政策を打ち出してきたので、株式市場に参加する投資家の期待も高まった。これまで株価を支えてきたのは、ここ数年の円安であった。
しかしながら潮目が変わったのは1月19日のスイス・会議の際にアメリカのベッセント財務長官が為替水準について「裁量に委ねる」とだけ答えていたことだ。恐らくこの時点で「ドル高・円安」の是正にゴーサインが出ていたものと思われる。なぜならば米ドル・円相場のみを見ていると、他の通貨に対する米ドル安は見えにくい。しかし米ドル指数を眺めると既に数年来のドル安水準に達しているのだ。
これまでは米ドルを日本円に対して強く見せることによって、他通貨に対するドル安を隠すことが出来たのだ。日本円は一定の役割を終えたのかもしれない。アメリカに円安による「実害」が出る前に為替水準を訂正するのは矛盾しない。23日の日本の取引時間中に159円台であったドル円の水準が、ニューヨークの取引時間中に155円台までの円高水準となった。
しかし一度日米間で「合意」したものであれば、為替のトレンドは変わった可能性がある。これまでトントン拍子に上昇してきた日本株市場には暗雲が立ち込める。
本レポートは十分に注意深く編集していますが、完全に誤り がないことを保障するものではありません。本レポートはあくまで投資決定上のひとつの材料とお考えください。





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