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【ICGレポートVOL.938】 投資の神様もトランプ氏に『ノー』 05/05/2025

  • 執筆者の写真: ICGレポート
    ICGレポート
  • 5月5日
  • 読了時間: 2分

アメリカの「投資の神様」ウォーレンバフェット氏は、さらにアメリカ株を売却している。同氏が運営するバークシャー・ハザウェイ社は2025年第1四半期まで10四半期連続でアメリカ株を売り越している。この第1四半期も31億8000万ドルの買いに対して、46億8000万ドルの売りで15億ドル相当額の売り越しとなった。

S&P500指数が年初から5月2日の時点で-3.3%であるのにも関わらず、バークシャー社の株価は同時期+18.8%で推移している。投資家がバフェット氏の相場観や投資手法を評価している証である。


そのバフェット氏は3月、米CBSのインタビューでトランプ関税について「ある意味戦争行為と同じだ。関税が米消費者を傷つける可能性がある」と指摘している。

そして現政権に対しては「バークシャーが払った税金を賢く使いなさい。なんの落ち度もないのに損な役割を担わされる人々を大切にしなさい。通貨の安定にはあなた方の知恵と用心が必要なことを決して忘れてはいけない。」とくぎを刺している。政治に口出しをしないバフェット氏が珍しくトランプ政権の政策を批判している。


バフェット氏は、日本株では5つの商社株に投資しており、現在でも買い増しを継続している。そのバフェット氏も94歳の高齢となり、2025年末でCEOを退任となる。



本レポートは十分に注意深く編集していますが、完全に誤り がないことを保障するものではありません。本レポートはあくまで投資決定上のひとつの材料とお考えください。




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