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【ICGレポートVOL.964】 アメリカ株は今後も強気見通し!? 12/11/2025

  • 執筆者の写真: ICGレポート
    ICGレポート
  • 11月12日
  • 読了時間: 2分

11月に入ってこれまで相場をけん引してきた生成AI関連、半導体関連株が軟調になっている。しかしながら金融機関から出てくるレポートは強気見通しが中心だ。


米金融大手ウェルズファーゴは、株価の下落による「逆張りの買いシグナル」と利下げによる「流動性の改善」を理由に2025年末のS&P500指数の目標を7,100に引き上げた。短期調達金利(SOFR)は「ほぼ正常に戻り」財務省一般会計(TGA)はコロナ渦以来の最高水準にあり、量的引き締め(QT)は終息しつつあるとした。

雇用市場は弱いものの近いうちに政府機能の再開と12月の利下げの可能性が「リスクオンのラリー」を支える可能性があると考えている。(クリスマスラリー)


またスイスの大手金融機関のUBSは、S&P 500指数が2026年末までに7,500に上昇すると予想している。裏付けとして約14%の利益成長が継続するとしている。その利益成長のほぼ半分はテクノロジー株によるものとしている。


また来年も米国市場が世界の株式市場のパフォーマンスを牽引すると予測し、来年のS&P500指数のリターンを約10%と設定している。相次いでアメリカ株に対する強気見通しが出ているが、果たして調整なしにシナリオ通りに上値を追う場面があるのだろうか。



本レポートは十分に注意深く編集していますが、完全に誤り がないことを保障するものではありません。本レポートはあくまで投資決定上のひとつの材料とお考えください。


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