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【ICGレポートVOL.1010】 世界の不確定要素はウォーシュFRB新議長 30/08/2026

  • 執筆者の写真: ICGレポート
    ICGレポート
  • 23 時間前
  • 読了時間: 2分

アメリカの長期金利の指標となる米10年物国債の利回りは、4.7%台で2024年4月以来の高い水準に上昇している。また超長期金利の指標となる2026年8月には5.2%台を付けており、こちらは約19年ぶりの高い水準となった。インフレ懸念が払しょくされない中、要因として挙げられるのは、5月に就任した米連邦準備制度理事会(FRB)の新議長の存在である。


ケビン・ウォーシュ新議長は、「利下げ」を期待してトランプ大統領に指名されたにも関わらず、手のひらを返して「利上げを示唆」するような行動に出ている。もちろん米経済指標の裏付けがある訳で新議長に非はないのであるが、そうであるならば当初からトランプ氏に迎合するような言動は慎むべきであったのではないだろうか。こういう「駆け引き」を行うFRB議長の言動をマーケットは簡単に信じることは出来ない。その点では少しトランプ大統領に同情する。


さてこの議長のもう一つの問題点は、マーケットにガイダンスを与えないことである。前もってインフレや経済動向に対するFRBの認識をマーケットに伝えることによって、いざ金融政策に変更があったときにマーケットは混乱を回避することが出来ていた。しかしこの議長は歴代の議長とは違ってマーケットにガイダンスを与えない。


投資家はFRBの政策の行方を想像しながら手探りの状況での投資活動を余儀なくされる。これはマーケットにも投資家にとっても大きなリスクとなる。今、アメリカには2人の不確定要因が存在することになった。



本レポートは十分に注意深く編集していますが、完全に誤り がないことを保障するものではありません。本レポートはあくまで投資決定上のひとつの材料とお考えください。



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