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【ICGレポートVOL.957】 高市早苗氏なら円安・株高? 21/09/2025

  • 執筆者の写真: ICGレポート
    ICGレポート
  • 9月21日
  • 読了時間: 2分

9月18日、終値ベースで日経平均株価は初めて45000円台で引けた。アメリカ同様に高値警戒感が出て来ても不思議ではない。年初から9月19日までに既に13%の上昇となっており、かつ日本銀行は利上げの判断に直面している。一般的なアナリストの予想では近いうちの利上げを見込むものの、目先インフレ率は低下傾向にある。

そしてトランプ関税の影響や中国景気の減速といった不確定要素もあり、高値を更新している株価のような訳にはいかない。必ずしも日本経済が安泰であるとは言い難い。そして今、日本経済に影響を与える不確定要素がもう一つ加わろうとしている。


それが10月4日に開催される自民党の総裁選である。

自民党が参院選で大きく保守票を失ったとされる。そしてその保守票を取り戻すべく立候補を表明している高市早苗候補が自民党総裁になった場合を想定してみる。まず同候補の政策を総合すると、大前提は経済成長であることから考えられる政策は減税と財政出動である。そのことから財政規律の堅持とはしばしお別れ。つまり円安要因となることから、株価はポジティブに反応するはず。景気に改善に兆しが見えるようならば日経平均株価は間違いなく持続的に上昇する。


日経平均株価は新しいステージに到達するはず。目標株価としては、終値ベースで2024年7月11日の42224円の高値から直近安値2025年4月7日の31136円の下落幅が11088円。この下落幅の倍返しである53312円あたりが次の高値のターゲットになってくるのではないだろうか。果たして高市新総裁が誕生することになるのだろうか?



本レポートは十分に注意深く編集していますが、完全に誤り がないことを保障するものではありません。本レポートはあくまで投資決定上のひとつの材料とお考えください。


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