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【ICGレポートVOL.960】 高市氏でホントに日本株は買われる? 05/10/2025

  • 執筆者の写真: ICGレポート
    ICGレポート
  • 10月5日
  • 読了時間: 2分

自民党の総裁選で高市早苗氏が総裁に選出されました。高市氏が勝てば「円安・株高」、小泉氏が勝てば「円高・株安」と言われていた。総裁になった高市氏はもちろん10月15日の首相指名選挙に挑み、そして晴れて日本の104代目の内閣総理大臣の誕生となる。

高市氏の掲げる財政出動や減税といった政策は実現すれば、個人消費を刺激し、日本経済の持続的成長が期待できるものであるので当然、日本の株価もいい反応を示すはずだ。しかしながらこれらの国民向けの政策を実現するには党内の緊縮派や、外交面では連立政権内の公明党を自身の政策の支持を取り付ける必要があり、かつ少数与党であるが故に野党との協力も必要になる。


そのあたりを見極めながら株価も反応するはずである。それともう一つ注意しなければならないことは、日本の株式市場は、期待を込めて高市銘柄は総裁選前に買われており、高値圏で推移している点である。サイバーセキュリティ関連の日立、富士通。防衛関連では三菱重工、IHI等。


また為替相場についても高市氏は日銀との対話を通じて利上げを思い留まるようにお願いするとのこと。しかしアメリカは利下げに動いている為、日米金利差の縮小によって為替は円が買われやすくなる可能性がある。

仮に円高に動くような事があれば、株式市場にも売りを呼ぶ。しかしこれらの不安を払しょくし、政策が実現し始めれば日経平均株価の5万円超えは近い将来に実現しそうである。



本レポートは十分に注意深く編集していますが、完全に誤り がないことを保障するものではありません。本レポートはあくまで投資決定上のひとつの材料とお考えください。


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